語学留学はまずフィリピンへ!英語圏への留学だけが全てじゃない
こんにちは、Meggyです!
2015年、私はフィリピンへ語学留学へ行きました。行った成果がスゴ過ぎたので、振り返りながらフィリピン語学留学について色々書きたいと思います!
フィリピンを選んだ理由
まず私がなぜフィリピンを選んだのか、という理由ですが。。それはズバリ、コスパがいいから!単純に予算がなかったんです、英語圏の国って授業料も物価も高い。大体同じ滞在期間でも、かかる費用は英語圏の国と比べると3倍くらいの違いが出て来てしまうんですよね。
やっぱお金がないと留学って無理…?って思っていたらフィリピン留学の広告を発見!こんな安く行けるの?!と半信半疑で留学相談に行ったのが始まりです。
語学学校っていっぱいある!場所はどこがいいの?
私の場合はとにかく短期間で効果を得たかったのですが、条件としては下記のような希望を伝えました。
●ストイックに勉強に取り組める環境
●日本人が少ない学校
●ある程度キレイなところに滞在したい
すると、2、3個まで絞ってくれました!その中で気になったのがバギオという場所にあるPINES International schoolという学校。
場所が山に囲まれているためにフィリピン特有の暑さや湿気があまりありません。日本でいう軽井沢みたいな気候ですかね。海が周りにないので、アクティビティーに誘惑されることなく勉強に取り組めます!
あ、ちなみにこの学校はEnglish Only Policyを採用してます。上級クラスは別校舎で生活するんですが、母国語を話していないかをガードマンが終日生徒をチェックしてて見つかると罰則があって週末に強制自習が課されます。
ここは韓国が資本の学校でしたので学生のほとんどは韓国人で日本人は他の学校よりも少なく、必然的に英語を話さなければならなくなります。
やっぱり日本人が多いと安心はするかもしれませんが、第一の目的は語学習得なので半強制的に英語を話さなければならない環境に自分を放り込むくらいの方が良いです。上達のスピードが違って来ますよね。
女性の場合特に心配するであろう、滞在場所の衛生面。中〜長期で滞在するとなると、ある程度キレイなところで生活したいですよね。学業に集中できて余計なところにストレスを感じたくない…。
なんと、このPINES International schoolは初級〜中級クラスはホテルと併設されているのです!部屋も広くて結構キレイ!
「一番厳しい学校がいい」という条件にもぴったりあってましたので、ここにします!とほぼ即決でした。
ちなみに私が利用した留学相談エージェンシーはこちら!韓国資本の学校なだけあって、韓国人のおねーさんが対応してくれました。
実際の授業ってどんな感じ?
授業は色々なコースがあって、IELTS,TOEIC,TOEFLなどのテスト重視のものや、会話に重点置いたESLコースなどから自分で選択します。マンツーマンの授業を多くしたり、全部マンツーマンの授業にすることも可能です!
通常のコースでも半分はマンツーマンの授業で、グループ授業でもマックスの人数は4人です。その人のコースにもよりますが、1日の授業時間は大体6〜8時間くらいですね。
そして、先生との相性があまり良くないな…という場合は先生の変更希望を出すことも可能です!オプションのクラスをとって伸ばしたい分野に力をつけることもできるので、結構授業は自分次第でカスタマイズできます。
マンツーマンや少人数の授業なので質問もバンバンしやすく、話す機会も多くなります。グループレッスンもディスカッションやプレゼンテーションがあったりと、全体的に能動的な授業なので、英語力が伸びやすい環境って感じですね。
ちなみに私はこんな感じで組み合わせました↓
ESL(Intensive course) 3ヶ月+IELTS(Academic) 1ヶ月 計4ヶ月
最初の3ヶ月でスピーキングにとにかく慣れて、最後の1ヶ月でさらに自分を追い込みIELTSのテストにチャレンジする計画。結果これは大正解でした。
留学の期間
フィリピンの留学の期間は短期の方が比較的多いです。3〜4ヶ月くらいが平均でしょうか。6ヶ月と聞くと、長いね!っていう印象ですね。
というのも、フィリピンで留学した後にワーホリや英語圏へ留学へ行く人が多いんです。本格的な英語圏での生活に飛び込む前の準備運動っていうところでしょうか。また、仕事でステップアップのために勉強しにきてる人もいました。
私は4ヶ月の滞在でしたが、ちょうど良い感じもしたし、あと1ヶ月くらいいたかったなという感じもありました。大体3ヶ月くらいで英語を話すことに慣れ始めるので、オススメは3ヶ月以上です。(可能ならば)
あまり滞在期間が長いと飽きてしまったり、授業にマンネリを感じたりしてしまうかもしれませんので、目的にあったちょうど良い期間を見極めるのが大事ですね。(途中で延長する人もいますよ!)
先生はどんな感じ?
99%がフィリピン人の先生です。(フィリピンなので当たり前ですが)
フィリピンは英語が第2外国語として話されている国ですが、学校教育は英語で行われているのでフィリピンの人はみんな英語が話せます。フィリピンの先生って発音とかアクセントは大丈夫なの?と疑問に思う人もいるかもしれませんが、基本的に英語の教師をしている人に関しては発音やアクセントの問題はないと思っていいと思います。また、根っからのネイティブスピーカーではないので、第2外国語として英語を勉強している人が抱える問題点への理解もあります。
そしてPINESの先生達は、厳しい基準をクリアした優秀な方ばかりです!(中にはアメリカ英語とイギリス英語の発音を操る先生もいますよ!)
フィリピンの人たちはフレンドリーな人が多いです。なので英語初心者の方やスピーキングに自信がない方が話しやすい環境を作ってくれて、マンツーマンの授業でも楽しく受講できます!授業を通して仲良くなった先生と休日に遊びに行ったりもしますよ!
基本的に優しい先生たちなのでわからないところはしっかり教えてくれます。厳しい学校ですが、先生たちが恐いということではありませんのでご安心を。
留学中の生活
月〜金曜日は外出禁止でしたので、平日は朝から晩まで勉強しかしてませんでした。授業が終わって予習復習と宿題をこなすと気が付いたら夜中、という毎日で朝昼晩の食事以外はとにかく必死に勉強してました。土日は近くのショピングモールやマッサージに行ったりのんびりしてましたが、友達と足を伸ばして少し離れた観光地まで旅行したりもしました!クリスマスや年末年始もフィリピンで過ごしたので、日本とは違った経験が出来ましたね。
留学前に気にしていたのがご飯のこと。毎日食べるご飯が口に合わなかったらどうしよう…とかなり心配でした。日本でフィリピン料理ってあまりメジャーじゃないし、正直どんな料理なのかイメージがなかったんですよね。
でも実際食べてみると、自分の好みに合うものが多くてびっくり!好きになりすぎて現地の人にレシピを書いてもらうメニューまで出来ました。日本人の口に合うものが多いですので、フィリピン料理にトライしたことがない方でも食事面ではそこまで心配しなくて大丈夫だと思います。
一つ私がどうしてもダメだったのがミートソース…フィリピンのミートソースは甘いです。結構な甘さです、色もちょっとピンク色。最後まであの甘さに順応することが出来ませんでした。
学校での食事は毎食カフェテリアでご食べられるのですが、学校自体が韓国の学校なので基本的に韓国っぽい料理が出ました。スパイシーなのが苦手な生徒のためにNon Koreanの料理も選べるようになってます、ありがたや。味に関してはそんな悪くなく、私は結構美味しくいただいてました。人によってはマズイとか言ってたりもしたけど、そんな変なものは基本出ませんのでご心配なく。
留学の成果ってちゃんと出る?
出ます!!これは声を大にして言いたいです。正直下手に英語圏の国のグループレッスンしかない語学学校へ行くよりは何倍も効率がいいと思っています。もちろん留学前にどのくらいの英語力があるのかにもよって結果は変わるとは思いますが、”ある程度語彙力があってグラマーも理解している、だけどスピーキングが苦手”という人にはかなりオススメ出来ます!
とにかく英語を話す時間が長いんです、圧倒的に。短期間でとにかく話せるようになりたいのであれば、フィリピン留学はかなり近道になるはずです!どうしても英語圏に行きたいのであれば、フィリピンで少し慣らしてから行っても良いと思いますよ。(実際に韓国の生徒はワーホリや海外の大学へ留学前にフィリピンに来ている子が多かったです。)
私は予算の関係もあったのでフィリピンからそのまま日本へ帰国しましたが、帰国後は英語を使った仕事に就けましたし、今でも沢山話しています。嬉しいことに留学先はフィリピンで英語圏の国には行ったことがないとネイティブスピーカーの方に話すと、結構な確率で驚かれます。(お世辞かなー?笑)
ただ一つ少し残念なことではあるのですが、転職活動の場面で留学先を聞かれてフィリピンと答えると、反応が微妙です。これは留学=英語圏っていうお堅いイメージがあるので仕方のないことかもしれません。が!英語面接まで進めて実際のスピーキングを披露出来れば問題ないです!
色々とざっくり書きましたが、総括するとフィリピンの語学留学は非常にコスパが良い!自分にあった環境を選べば良い結果が十分得られます!ということです。
まだまだフィリピン留学の魅力を知らない人がいっぱいいますので、もっともっとメジャーになって行ってほしいですね!
ではまた!
Meggy