生き方の多様化に関しては、日本は後進国だと感じる
こんにちは、Meggyです。
私は、現在の仕事柄いろんな国の人とお話をする機会があります。ありがたいことに、その方達との会話を通して自分が知らなかった世界だったり、経験だったりを少しではありますが、覗かせていただいてます。
日本には様々な国から、それぞれ異なる目標、目的があってこの国で生活をしている海外の方がいます。
私たち日本人は、外の世界に出ずとも色々なバックグラウンドを持つ人たちと出会える環境にいるんです!これってとてもすごいことですよね。
今回は、仕事を通して私が感じた生き方(人生の選択)の多様性について書いてみたいと思います!
ギャップイヤーは日本でもメジャーになったらいい
ワーキングホリデーは結構メジャーですよね。
私がお話をする海外の人たちの多くはこの制度を利用して日本に滞在しています。この制度を利用できる国もさらに増えて行っていますので、今後どんどん利用者が増えていくといいなと思っています。
ちなみに現在日本政府と協定を結んでいるのは21カ国(!)もあります!
海外の方でこの制度を利用する年齢は日本同様に様々なのですが、結構10代で大学に入る前に利用する人も多いんです。(18歳〜30歳までと年齢制限があります。)
高校卒業してギャップイヤーの間に色々と世界を見て回って、自分が将来どんな風に生きていきたいか、どんな事を仕事にしたいかなど、視野を広げる目的で来ていたりします。
ギャップイヤーとは・・・
高校卒業後、大学や専門学校へ進学する前に1年間のお休みをはさむ事です。その1年を利用して海外へ行ったり、ボランティアなどの活動をして自分の見聞を広げることが目的です。
日本ではまだピンとこない人も多いかもしれません。日本だと浪人ていうのがありますけど、それとは目的が違います。
将来何をしたらいいか分からないまま進学の進路を決めなければならない。
そもそも大学に行きたいのかも分からない。でもみんなが行くし、将来のことを考えるとやっぱり行かなきゃいけないかな・・・。
受験の流れから外れることすら許されないのではないか、と思う人もいると思います。
私もその一人でした。
時間の流れは残酷で、悩みの答えが出なくても私たちをを待ってはくれません。
なんとなく成績と大学のブランドで決めた大学へ行って自分探しに4年間を費やすのならば、一度くらいベルトコンベア式の進学のルートから降りて自分の足で歩いてみるもの一つの手です。
学校生活では知ることのできない世界がきっとあなたを待っています。時間をかけていろんなことにチャレンジして見たら、自分が勉強したいことや様々な生き方について気づくことができますよ!
私が日本で出会ったギャップイヤー中の人たちは、みんな生き生きとしていてます。
「日本が好きになったから、母国に帰って日本語の勉強をしてまた日本に帰ってくる!」と大学での進路を決めた人もいます。
逆に日本に憧れていたけど、自分には合わなかったと感じてしまう人も・・・。
そうなんです、何にでも言えることですが、実際に体験して見ないと分からないことだらけなんです。例え結果的に良くなかったとしても、それはそれで一つの発見なのですからいいんです。気を取り直してまた新しいことに挑戦してみればいいだけのことですから。
もちろん、海外に出ることだけが全てではありません。
日本国内で自分が今まで行ったことのないところへ旅をしてみたり、やったことのないことにトライしてみるのでも良いと思います!
うまく行かなかったらどうしよう、なんて考えてたら一生動けなくなっちゃいます。
大体の場合、やったことよりやらなかったことの方が後悔が大きいですからね。
30代の学生
日本で30代の学生っていうと、まぁ珍しいですよね。”30代=働き盛り”のイメージがあると思います。
でも、30代以降で学生として勉強することってそんなに特別なことではないんです。
海外の方の学生の年齢層を見てみると、本当に様々です!
学生=若いというのは全くなく、いくつになっても何かを習得しようという気持ちさえあれば、学ぶことは誰にでも開かれています。
一度社会に出て働いたからこそ、学ぶことに対する価値観だったり欲求が出てくることもあります。年齢に関係なく新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ではちなみに私はフランス語を独学で勉強中です。
亀のような歩みではありますが、とても楽しいですよ!
選択肢があることの幸せ
ふと、この言葉を思い出しました。
私がフィリピンにいた時でした。日本とフィリピンの違いだったり、そんな会話をしていた時だったと思います。
日本人とフィリピン人では選択肢の数に差があるのだと、彼は言いました。
それが必ずしも幸せとイコールの関係ではないけれど、
「選択肢がある」ということは、とても素晴らしいことだと話してくれました。
私たち生活する中で、たくさんの決断をします。小さな決断から大きな決断まで。
決断をする、ということは選択肢がある、ということです。
その選択肢がいくつあるか、どれを選択するかはその人それぞれですが、その選択は人と同じである必要はないですし、違う方がきっと面白いです。
本当はいろんな選択肢があるのに、選択肢がないかのように感じてしまう時は、常識や当たり前を疑ってみることも必要です。どうやって生きていくかってもっといろいろあっていいと思うので。
ではまた!
Meggy